模型上で作製された3本のアバットメントです。
3本の口腔内のザイーヴインプラントの上に、先ずこれらのアバットメントを正確に接続します。
次に、それらのアバットメントを支台歯とするこのようなセラモメタルブリッジを口腔内に装着します。
下顎前歯部のインプラントにブリッジがセットされました。
前回のビスケットベイクの段階で咬合調整は完了しているので、ほとんど無調整でセット出来ました。
ただ、仮着セメントのわずかの厚み分(数十ミクロン)浮き上がる可能性があるので、やはり注意深い咬合調整は必要です。
セット時のパノラマX線写真です。
ついに本日をもって、インプラントによる全顎治療が完了しました。
上顎はワンピースの、下顎は3ピースのインプラントブリッジです。
今後、これらの補綴物が機能的咀嚼運動に適合しているか、注意深く見守っていく必要があります。