東京国際フォーラムで開催された第16回日本咬合学会一日目の午前中のセッションは臨床実学シンポジウム
「歯科医療にいかに新しい咬合理論を活かすか」でした。
午後の特別講演は、東邦大学医学部統合生理学 有田 秀穂教授による「咀嚼のリズムと脳の活性化」でした。
ウォーキングや咀嚼、呼吸、といったリズム運動や日光を浴びることが脳のセロトニンレベルを上昇させることをお話しされました。
セロトニンは脳幹にあって脳全体の機能に影響を及ぼす非常に重要な物質なので、咬み合わせの治療を介して咀嚼機能の向上を図る咬合治療の全身健康にもたらす意義は極めて大きいと確信しました。