2011年7月1日 今日は上顎小臼歯部の歯冠長延長術を行いました。 左上57のデンタルX線写真です。 左上57は根面カリエスで、軟化象牙質除去後の根面は歯肉縁下のほぼ骨縁付近に存在し、このままでは補綴が困難な状況です。 左上7は対合歯がなく機能していないことから抜歯とし、左上5は歯冠長延長術により補綴物マージンを骨縁上3ミリ以上の位置に移動させる事にしました。 粘膜骨膜弁を剥離し、左上5の歯頸部の骨を削合し、粘膜骨膜弁を復位するとレジン支台築造と歯根実質との接合面が歯肉縁上の位置に移動するようにしました。