インプラント専門ラボ アトリエココロから、左下６７ストローマンインプラントの上部に装着するセラモメタル連結冠が届きました。
左下７は歯冠長を長く出来ないことから、今回はスクリューリテイン方式としました。
上部構造の装着の前に、飛び出た部分の内部にネジ穴構造を持つsynOctaアバットメントをインプラントフィクスチャーに装着しておきます。
これでインプラントフィクスチャーに上部構造をネジ止め固定出来る様になります。
内部に固定用スクリューが貫通するホールを有するセラモメタル連結冠です。
このセラモメタル連結冠をsynOctaアバットメントに乗せ、スクリュー固定します。
これは、術者により、適宜、着脱可能です。
インプラント周囲歯肉の観察を行いやすい機構といえます。
口腔内の左下６７のフィクスチャーにsynOctaアバットメントを接続する直前の状態です。
インプラント周囲には炎症がなく、きれいな歯肉が見られます。
このようなセラモメタル連結冠を装着しました。
スクリューのアクセスホールはコンポジットレジンで封鎖します。
上部冠装着後のデンタルＸ線写真です。
歯間部には歯間ブラシが挿入可能であることを必ずチェックする必要があります。
もし、ブラシが通過できないようだとインプラント周囲歯肉にプラークの停滞が起こり、インプラント周囲炎が起こるので、清掃性の確認は極めて重要です。