タイトルといい、“モーレツに働いた人だけが、最高の喜びを手に出来る理由。
“学生時代に1億円ものお金を稼ぎ出し、野村証券で前人未到の営業成績を残した伝説の人たらし社長”というキャッチコピーといい、猛烈なビジネス戦士の武勇伝を想像していました。
内容は、確かに猛烈な気合で仕事に向き合うことでサクセスを手に入れられる、という啓発本でした。
でも、よく読むと、仕事は営業であれ、何であれ、どんな分野でも一つのことを一生懸命頑張れば、みな同じ高い精神の境地に行きつくと、いうことを言っているのだ、と気づきます。
著者は「最後は清冽な地下水にぶつかる」と表現しています。
あまりテクニックに溺れず、お客さんの利益の為に働くのだ、という正しいこころと仕事への情熱、そして行動力さえ伴えば、かならずいい結果がついてくる、と著者は言っています。