上顎の前歯部に4本のアストラテックインプラントが植立されています。
また天然歯の左上2,3にも支台歯形成が施され、印象を採る準備が整っています。
トランスファーコーピングをインプラントフィクスチャーに接続したところです。
パターンレジンを用いてコーピング同士をメタルのフレームで連結固定します。
トレイを口腔から外す際に強い抵抗のためにコーピングが印象剤の中で移動することを防ぐためです。
この処置は印象精度に関係しないという意見もありますが、一応基本に従っています。
コーピングスクリューがトレイの孔から適切に突き出していることが確認できます。
コーピングがフィクスチャーと適切に接続されていることを確認する為のデンタルX線写真です。
画質が少々悪いのは、印象前に撮影し忘れたので印象剤とトレーごと撮影したからです。
それでも正しく接続されていることが確認できます。
きれいに印象が取れました。