左下顎6、7相当部の顎骨に植立されているアストラテックインプラントにトランスファーコーピングを接続したところです。
左下4、5にはテンポラリークラウン用のプレパレーションを行っています。
二本のアストラテックインプラントにトランスファーコーピングが正確に接続されていることを確認するためのデンタルX線写真です。
インプラントに接続されているぎざぎざした筒のようなものがトランスファーコーピングで、これが印象材に取り込まれていきます。
右下顎6相当部のアストラテックインプラントにもトランスファーコーピングが接続されています。
トランスファーコーピングは、スクリューでインプラントに固定されます。
そしてスクリューを緩めると、インプラントからはずれる仕組みです。
右下顎6相当部のアストラテックインプラントに正確にトランスファーコーピングが接続されています。
作業対象以外の部位に不適合冠や大きな歯間空隙があると、固いシリコン印象剤がこの隙間に入り込み、印象剤を撤去できなくなります。
(対合歯の不適合冠も近い将来、やり換える予定です。)
そこでこのように精密印象を行う前に、寒天で歯の間の隙間を埋めてしまいます。
個人トレーが上手く顎に適合しているかどうか、本番の前に試適して確認しているところです。
ネジがネジ穴からいい具合に飛び出しています。
印象剤撤去の前にこのネジを逆回転して緩めると、トランスファーコーピングは印象剤の中に取り込まれて、印象剤と一緒に口の外に出てきます。
口腔外に撤去したシリコン印象剤です。内部のシリコン表面にトランスファーコーピングのインプラントとの接続部が突き出ている状態が見えています。
この突き出た部分にインプラントのアナログをスクリューで再び接続後、石膏を流すと、口腔内と同じように顎骨の中にインプラントアナログが埋まった状態の石膏模型が作製されます。