インプラント上の補綴物は通常仮着セメントでとめるので、トラブルが発生した時には比較的容易に外せます。
歯頸部のポーセレンがチップすることは珍しいです。ブリッジの不適合があり、どこかに強い応力が発生していたのかも、と考えました。
しかし、手指感覚ではブリッジとアバットメントとの適合は良好でした。
先ずはラボで再度ポーセレンを焼成してもらいますが、破折の原因について徹底的に考察をめぐらす必要があります。
上部ブリッジを外したときはインプラント周囲歯肉を観察する好機ですので、写真に撮りました。
インプラント周囲粘膜には炎症は見られませんでした。
最近の同部のデンタルX線写真です。
アストラテックインプラントの上部にブリッジを装着してから4カ月経過しています。