iCAT社製ソフト“LAND markerTM”はシミュレーションソフトとしてすでにインプラントの術前診断に活用しています。
今回、本ソフトを用いたCTガイドサージェリーのシステムを本格的に臨床導入したいと思い、この機会にきちんとハンズオンセミナーを受講しようと思いました。
本ソフトはインプラント治療を実際に手がける人間が開発にあたっているので、臨床家サイドに立ったソフトである、との印象を持ちました。
午前10:30から午後5:00まで、大阪大学招聘教員、株式会社アイキャットCEO、CTO十河基文講師による熱いセミナーを受けてきました。
午前中は医科用・歯科用CTの有効性と注意点に関する講義、午後はLandmark Systemの特徴説明と操作ハンズオンでした。
インプラント治療においてCTの介入は避けて通れないものと思っていたので、講師の説得力溢れるプレゼンがビンビン、ハートに伝わってきました。
さすが、大学にいながらベンチャーを起こされるだけのことはあると、その気迫とパワーに感心してしまいました。
アカデミーとビジネスとの融合は極めて時代が要求する方向性だと思いますので、今後ますます利用者視点のビジネスが展開されることを期待します。
自院のComputer -assisted surgery のシステムを煮詰めてゆきたいと思いながら新幹線に乗って帰ってきました。